『茨城県古河市:白菜生産者のみなさん』にお話をお聞きしました。 2026年4月、茨城県古河市で白菜を生産される古谷勝美さん,古谷一男さん,風見和夫さんにお話しを伺いました。暖かさが増してきた4月下旬にビニールトンネルが外されたばかりだそうです。しかし、朝晩の冷え込みもあるなか、成長のスピードと収穫適期を見極めていく春の白菜づくりは気温や天候を予測しながらの判断が重要となるようです。 取材日:2026年4月23日(木)

現在、当社に美味しい白菜が日々入荷しています。今日はこの時期の収穫についてぜひ教えてください。

このあたりはついこの前までトンネルをかけていました。だいたい3月下旬から4月初旬くらいまでは、苗を風と冷えから守るために被せていました。春先の畑は、日中と朝晩の寒暖差が大きく、風も強く吹き付けます。
トンネルは毎年同じようなタイミングで外すのでしょうか?

その年ごとの気温と天気と相談しながら外すタイミングをはかっています。あまり早く外してしまうと、冷え込みや風で生育が鈍ります。かといって長くかけすぎると今度は中で温度が上がりすぎてしまい、病気や徒長(とちょう:必要以上に長く伸び軟弱になる)の原因にもなります。

今、収穫の最盛期かと思いますが、収穫の適期を見極めるポイントはありますか?

植物は生長が「葉や茎を太らせる栄養成長」から「花や種をつくる生殖成長」に切り替わります。生殖成長の段階に入ると作物としては硬くなってしまう。なので、畑の中にいつまでも残しておかずに、一番美味しい適期に収穫できるよう、タネ播きから綿密に計画を立てています。

早春に伺ったときは、白菜ひとつひとつが小さなビニールハウスのような施設で大切に守られていました。私たちが旬の冬のみならず春にも美味しい白菜がいただける背景を知りとてもありがたいと思いました。

春白菜が育つ過程は農薬も肥料も控えめですが、逆に生育に必要な温度を上手に管理する技術が必要になります。トンネル栽培にはビニールや支柱などの資材が欠かせません。 近年、だんだんと農業資材も高騰しているので、私たちも工夫しながら栽培をしています。 浅漬けに最適な美味しい白菜をこれからもお届できるよう日々生産していきます!
