『茨城県古河市:古谷勝美さん』にお話をお聞きしました。 2026年2月、茨城県古河市にある古谷勝美さんの白菜畑に伺いました。温度管理されているビニールハウス内では、昨年12月初旬から徐々にタネ播きが開始され、春が本格化する頃に収穫予定の苗がつくられていました。さらに、畑で育つ、あと1ヶ月くらい先に出荷予定の、今年初の春白菜の様子も見学できました。 取材日:2026年2月24日(火)
企画広報室
アキモ広報担当

こちらの苗はいつごろタネ播きされた白菜ですか?

生産者
古谷さん

発芽したばかりの小さな芽は4日前です。奥の黄緑色の苗は、タネ播きしてからもう2週間くらい経ち、あと数日で畑に植える予定です。この時期に採用する品種は「菊錦(きくにしき)」です。トウ立ちが遅く、まだ寒さ残るこの時期の気候にも適応してくれる品種です。

企画広報室
アキモ広報担当

この土は白菜栽培に実際に使われている土ですか?

生産者
古谷さん

この土はタネ播き専用の土です。通気性、保水性、排水性が優れています。この土をトレイに入れ、そこにタネを播いて苗になるまで育てるのです。

企画広報室
アキモ広報担当

苗を植え付けて白菜まで育てている畑にやってきました。小さなビニールハウスのような設備がたくさん並んでいます。このトンネル状のビニールの役割は、やはり寒さ対策ですか?春になったとはいえ、まだまだ寒いですよね。

生産者
古谷さん

その通りです。

企画広報室
アキモ広報担当

その他、ビニールトンネルの役割はありますか?

生産者
古谷さん

この時期、雹(ひょう)が降るときがあります。結球する(白菜が丸くなる)前に雹(ひょう)が降ると作物が傷つき大変な被害となります。その被害防止のためにもビニールトンネルが活躍してくれます。このビニールトンネルを除去するのは、収穫の約1週間前頃です。春の白菜は、収穫ギリギリまでビニールトンネルの中で育てます。

参考文献:
保勇孝亘「ハクサイ」『葉菜Ⅰ アブラナ科・レタス:誰でもできる露地・トンネル・無加温ハウス栽培』川城英夫編,新野菜つくりの実際 第2版,埼玉:農山漁村文化協会,2023.

『白菜』を使用している商品