取材日:2022年8月23日(火)
お盆を過ぎ夏の暑さも少し和らいだ8月後半に、胡瓜浅漬けの野菜原料産地である福島県西郷村の胡瓜畑に出向き、今年の胡瓜についてお話を伺いました。
広報室:現在栽培されている胡瓜について教えてください。
高橋さん:濃い緑色が特徴の「クラージュ」という品種と、まっすぐに育ち極濃緑の「いろどりの夏」という品種をハウス栽培しています。
広報室:栽培方法のこだわりはありますか?
高橋さん:やはりハウス栽培をしているということです。雨風の影響がなく、きれいな肌質のきゅうりをいつでも出荷可能なのが大きなメリットです。
広報室:胡瓜収穫のポイントを教えてください。
高橋さん:胡瓜は朝と晩に伸びるってご存じでしたか?
広報室:知らなかったです。昼間はあまり伸びないのですか?
高橋さん:そうなんですよ。昼間は最大でも2cmくらいですが、夜はかなり伸びます。特に夜間、温度と湿度が高い夜は本当によく成長します。5cmくらい伸びることもあるんですよ。なので、夕方収穫する際は、夜の天候を考えどのくらい伸びるかを予測しながら作業するので、経験が必要になってきます。
広報室:冬場も胡瓜作られていらっしゃるのですよね?
高橋さん:はい。このあたりは雪深い地域でマイナス10℃近くにもなります。私たちはずっとハウスでの栽培を行ってきていて、冬場でも新鮮で美味しい胡瓜を皆様にお届けできるよう生産し続けています。
高橋さん:夏場だけでなく冬場も、皆様に美味しい胡瓜を食べていただきたく、これからも心を込めて栽培していきたいと思います。
広報室:本日はありがとうございました。