取材日:2019年1月24日(木)
良く晴れた1月下旬に、御前崎の産地に弊社代表取締役社長秋本と一緒に、齊藤さんの畑にお伺いしました。
企画広報室:齊藤さんが栽培されている大根について教えてください。
齊藤さん:この大根は、きめ細かな肌とすっきりした甘さが特徴です。食感が良いことから浅漬けにぴったりで、生で食べると甘みを感じます。また、加熱するととろけるような肉質が楽しめます。私はこの大根を「霜降り大根®」と名付け、市場に出荷しています。
企画広報室:御前崎は海に面した地域であり、この畑から500mくらい歩けば海岸ですよ
ね。海風がとても強いですね。土を見て驚きましたが、綺麗な白砂ですね。
齊藤さん:そうなんです。この土が大根の味の決め手で、すっきりとした甘さを
感じるのはこの白砂のおかげなのです。それに、大根の姿カタチもまっすぐと綺麗でしょう。実は栽培の面でも多くのメリットがあります。海に面していて風がとにかく強く大変な部分は実際にはありますが、このサラサラした白砂、とても収穫がしやすいのです。おそらく同じ時間で一般的な農家の2~3倍の量を収穫できます。実際に一本大根を採ってみてください。そんなに力はいらないはずですから。
企画広報室:そうですか。それでは私も一本収穫してみたいと思います。本当ですね。私でも収穫できました。この土なら作業がしやすそうですね。
齊藤さん:白砂であることのデメリットは、肥料の流亡(成分が流れ出てしまう)が多いことと、水はけが良すぎることです。肥料については、長年かけてメーカー、肥料屋3社で研究開発し生み出した、この土壌に合った特別配合雅ブレンドの肥料を使うことで、肥料が作物にしっかりと届くようになりました。水については、ここは牧之原畑地総合整備土地改良区であり、スプリンクラーかん水が整備されていて、水まきは作物の状態に合わせていつでも実施できます。とても恵まれた環境で栽培しています。
齊藤さん:私がつくったこの大根、ぜひ味見してみてください。
(畑でとれたての大根をその場で齊藤さんに切っていただき、試食させていただ
きました。)
企画広報室:さわやかな甘さとシャキシャキとした食感、さっぱりとした美味しさを感じます。
齊藤さん:ぜひ、アキモの浅漬け商品を通して、御前崎で採れた「霜降り大根®」を多くの皆様に味わっていただきたいです。
「だいこん」を使用している商品