──そもそもですが、なぜサイバーエージェントに入社を決めたんですか?
「AbemaTV」が好きで絶対に関わりたいと思ったからです!
──前からテレビ業界を志望してサイバーエージェントも受けたんですか?
サイバーエージェント以外は全く考えていなかったので、一般的な就職活動というのをしていなかったと思います。昔からテレビが大好きだったのですが、親の教育の方針上、自分の見たい番組を自由に見ることができず、チャンネルの決定権は親にあったんです。唯一自分が好きな映像を見れるのがインターネットだったので、幼い頃からネットで映像を見ることが自分にとっての当たり前でした。その頃から、将来は映像の世界で働きたいと考えていました。
──それでは学生時代に映像制作をされていたんですか?
いえ。「AbemaTV」で働く前は、サークルでイベントを開催したり、ジャーナリズムを学んだり、おはぎのプロデュースやwebメディアの編集部でインターンシップをしたりと幅広く活動していました。
──映像の前に記事メディアで働いたんですね!
webメディアで働いたのは、映像の前に「言葉で伝える力」を身に付けたかったからです。認知度はそこまで高いメディアではなかったのですが、自分が関わった記事でPVが伸びた時はかなり快感で、「メディアを育てる」楽しさを知りました。
いろんな経験を経て、やはり映像コンテンツに携わりたいという思いが強くなり、大学3年生の春に元から視聴者として惚れ込んでいた「AbemaTV」で働くと決意しました。自分は思ったらすぐ行動タイプなので、1つ上の代の選考に潜り、「働かせてください」と訴えたところ、働けることになりました(笑)。
──なぜ「AbemaTV」がよかったんですか?
上述したように、私は幼い頃にチャンネルの決定権がなかったので、デバイスがあれば1人ひとりにチャンネル権がある「AbemaTV」は最高のメディアだと思いました。コンテンツも大好きだったので、「AbemaTV」で働くことを切望しました。